路上スナップを装った犯罪リスクの中で最も警戒すべきが、悪質スカウトの手口です。「雑誌に載せる写真を撮らせてほしい」「インフルエンサーの原石を探している」と甘い言葉で近づき、連絡先を聞き出した後に高額なレッスン契約を結ばせたり、不当な撮影現場へ誘導したりする事案が後を絶ちません。
法的な観点からも、路上での無断撮影と公開は肖像権侵害と法的リスクを孕んでいます。本人の許諾なく顔が鮮明に映った動画をネットへ公開する行為は、民事上の不法行為(損害賠償請求の対象)に該当する可能性が極めて高いです。容姿を揶揄するコメントを誘発するような投稿であれば、名誉毀損や侮辱罪に問われるケースもあります。「路上だから自由に撮って良い」という認識は完全な誤りです。