男子中学生が「服がダサい」と感じられてしまう背景には、明確な共通パターンが存在します。ファッション雑誌の編集現場や街頭リサーチのデータから見えてくるのは、センスの有無以前に「選び方の落とし穴」にハマっている実態です。
第一の理由は、過度な英字プリントやチェーン・装飾のついたアイテムを選んでしまう点です。小学生時代のアパレルコーナーに多かった「意味の分からない英語が大きく書かれた服」や「不必要なジッパー・ドラゴンの刺繍」などは、中学生の年代では幼さやチグハグ感を強調してしまいます。
第二の理由は、成長期を見越したサイズ選びの失敗です。「すぐ背が伸びるから」と2サイズ以上大きいダボダボの服を着せられたり、逆に急激な成長で丈が足りなくなったピチピチのパンツを穿き続けたりすると、全体のシルエットが崩れてだらしない印象を与えます。
第三の理由は、全身の色使いが散らかっている点です。赤のパーカーに青のライン入りパンツ、蛍光色のスニーカーといった原色同士の衝突は、視線が定まらず落ち着きのない印象を生みます。垢抜けへの第一歩は、これら3つの要素を徹底的に排除することから始まります。