現場への取材を進めると、損をしている契約者たちには驚くべき共通の行動パターンがあることが判明した。それは「カードを作った安心感から、固定費の紐付けや付帯サービスのルール更新を放置している」という点だ。
第一の共通点は、「ケータイ補償サービス」の適用条件を正しく理解していないこと。dカード GOLDには購入から3年間、最大10万円のケータイ補償が付帯する。しかし、端末の事故・紛失時に同一機種・同一カラーをドコモショップ等で購入し、その代金をdカード GOLDで決済しなければ補償対象にならない。保険に入っている気になり、別の決済手段で修理や買い替えを行ってしまい、権利を無駄にする事例が後を絶たないのだ。
第二の共通点は、固定回線である「ドコモ光」との併用をしていない、あるいは家族カードを発行していない点だ。1人で携帯1台のみを所有している状態では、ゴールドカードの爆発的な還元力を引き出すことは極めて難しい。家族全員の回線をまとめ、ドコモ光の通信費と合わせて一元管理して初めて、年会費11,000円を遥かに超えるリターンが生まれる仕組みになっている。