本選で鐘連打を勝ち取る出場者の割合(合格率)は、出場20組のうち通常3組から6組程度(約15〜30%)と決して高くありません。この狭き門を突破するためには、戦略的な選曲と見せ方が不可欠です。
まず避けるべきは、当日ゲストとして出演しているプロ歌手の持ち歌を安易に選ぶことです。本人の目の前で歌うプレッシャーは凄まじく、少しのピッチの狂いも目立ちやすくなります。ゲスト曲を選ぶ場合は、「その歌手への並々ならぬ想い」をステージング全体で表現し切る覚悟が求められます。
合格を手繰り寄せる選曲のコツは、「自分の声質に完璧にフィットしており、冒頭5秒で世界観を作れる曲」を選ぶことです。短い歌唱時間の中で審査員を納得させるには、サビまでの展開を待つのではなく、歌い出しの第一声で声量と感情を全開にする表現力が効果を発揮します。