カノン進行コード徹底解剖!J-Pop名曲の黄金則と簡単演奏術

カノン進行コード徹底解剖!J-Pop名曲の黄金則と簡単演奏術

カノン進行コード徹底解剖!J-Pop名曲の黄金則と簡単演奏術の最新情報をお届けします。役立つ情報が満載です。

基本のカノン進行をそのまま使うと「どこかで聴いたことのある定番曲」にとどまりがちです。現代の作編曲家たちは、多彩なカノン進行 アレンジ 変形パターンを駆使してオリジナリティを創出しています。

① ツーファイブワン(Ⅱm7 - Ⅴ7 - Ⅰ)への置換
進行の終盤「F → G → C」の箇所をツーファイブワン 代理コードである「Dm7 → G7 → C」へ変更します。サブドミナントの代理であるDm7を挟むことで、ジャズや現代R&Bに通じる洗練されたコードの流れが生まれます。

② サブドミナントマイナー(Ⅳm)の導入による哀愁の強調
「F → C」へと向かう部分を「F → Fm → C」と変化させます。メジャーコードの中に一瞬マイナーの切ない響き(♭ラ)が混ざることで、聴き手の涙腺を刺激する強烈なフックを作ることができます。

③ パッシングディミニッシュによる半音進行
「C → G/B → Am」の推移の間に「C → Bdim → Am」や「C → C#dim → Dm7」といったディミニッシュコードを経過音として挿入。流麗なベースラインに心地よい緊張感が加わり、ドラマチックな劇伴音楽のような効果を演出できます。

④ パッヘルベル・カノンロック風のモダンリフ展開
歪んだギターサウンドやシンセサイザーのアルペジオを用い、コードを白玉(全音符)で伸ばすのではなく、ルート音をオクターブや16分音符で刻む手法です。疾走感あふれるアニソンやロックチューンへと劇的に変化します。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。