相撲ファンの記憶に鮮烈に焼き付いているのが、2018年九州場所での幕内初優勝や2019年春の大関昇進伝達式で見せた、母・純子さんの姿です。報道陣の前に並んだその姿は瞬く間にSNS上を席巻し、「女優の壇れいさんや樋口可南子さんを彷彿とさせる」「奇跡の美魔女」と大きなセンセーションを巻き起こしました。
さらに世間を驚かせたのが、2020年8月に発表された元モデル・千葉有希奈さんとの婚約でした。かつて「北海の白クマ」と呼ばれ、端正な顔立ちと豪快な相撲で昭和の角界を沸かせた元大関・北天佑(二十三代湊川親方)の次女である有希奈さん。母・純子さんの凛とした美しさに加え、角界の名門の血を受け継ぐ洗練された妻の登場は、貴景勝という力士の背後にある「美と伝統の系譜」を決定づける出来事となりました。
2024年9月に28歳の若さで土俵を去り、年寄・湊川を襲名した後も、両名への関心は衰えていません。単なるビジュアルの美しさにとどまらず、過酷な勝負の世界を生きる男を支え切った覚悟と内面的な強さこそが、今なお多くの人々を惹きつける本質的な理由と言えます。