SNSやネット掲示板などで「AIUはやばい」「課題地獄で眠れない」といった評判を目にすることがあります。この噂の背景には、日本の一般的な大学のイメージを根底から覆す厳格なアカデミックシステムが存在します。
同学の英語授業レベルは徹底しており、教員と学生のやり取りはもちろん、提出するレポートやディスカッションのすべてが英語で行われます。入学直後から課される「EAP(English for Academic Purposes)」プログラムでは、1週間に数百ページに及ぶ洋書の読読や連日のエッセイ提出が課され、深夜まで机に向かう生活が日常茶飯事となります。
さらに、卒業要件として1年間の海外留学が必須条件となっており、提携先大学への留学資格を得るためには「GPA(成績平均点)2.5以上」および「TOEFL iBTやIELTSの基準スコア」をクリアしなければなりません。基準に満たない場合は留学に出られず、必然的に卒業が延びることになります。
実際、公式データにおける標準年限(4年間)での卒業率は約50%〜60%にとどまります。しかし、関係者や在学生の手記を紐解くと、この数字は決してネガティブな「脱落」を意味していません。留学時期の調整や、留学先で取得した単位の換算手続き、さらにはじっくりと就職活動や研究に取り組むためにあえて5年目の在籍を選択する「戦略的履修延長」が数多く含まれているのが実態です。