バンパーの下側が少し削れただけに見えても、車体の下部では深刻なダメージが発生していることがあります。特に懸念されるのが「ホイールアライメント(タイヤの整列状態)」の狂いです。
縁石に乗り上げた際の強い衝撃は、タイヤを支えるサスペンションアームやタイロッドといった金属パーツを簡単に曲げてしまいます。アライメントが狂うと、タイヤが偏摩耗(片減り)を起こし、燃費が悪化するだけでなく、高速道路での走行安定性が著しく低下します。見た目が綺麗だからと放置していると、数ヶ月後にタイヤがワイヤーが見えるほど偏摩耗し、突然バーストするという大惨事を招きかねません。