広島県の公立高校入試では、学力検査(250点満点換算)、調査書(225点満点換算)、自己表現(原則20点満点換算、各校比率により傾斜)を組み合わせた総合選抜が行われます。国泰寺高校の一般配分比率は「学力検査:調査書:自己表現=6:2:2」を採用しており、当日の学力検査重視型の選抜設計となっています。
配分比率が学力重視であるとはいえ、調査書(内申点)の軽視は致命傷になり得ます。合格者の調査書平均ボリュームゾーンは、中学3年間の評定合計で185〜195点(オール4に5が数個混ざるレベル)です。内申点が175点前後の受験生が合格を掴むためには、学力検査において全科目平均75%(各教科38点以上/50点満点)以上の高得点を叩き出す必要があります。
近年の広島県立国泰寺高校の倍率推移を見ると、普通科は1.15〜1.35倍、理数科は1.20〜1.45倍の間で安定して推移しています。理数科で不合格となった場合でも、第2志望として普通科へのスライド合格制度を利用できる点が、理数志望者にとって心理的なセーフティネットとして機能しています。