インターネット上の掲示板やSNSでは、木山裕策に対して「『home』以降のヒットがない一発屋」「本業を捨てて芸能界に溺れたのではないか」といった誤解や偏見が散見されることがあります。しかし、公表されているキャリアの事実を精査すると、そうした推測が誤りであることが明確に分かります。
木山はデビュー後も長年にわたり、広告関連やIT企業などの一般企業で正社員として勤務し、二足のわらじを履き続けました。平日は会社員として家族を養い、週末に音楽活動を行うスタイルを徹底したのは、「何よりも子どもたちへの責任と安定した家庭環境を守る」という揺るぎない人生観があったためです。
その後、子どもたちが成長し自立の目処が立った段階で専業歌手・講演者へとシフト。昭和歌謡やポップスをカバーしたカバーアルバムを精力的に発表し、全国のホールツアーや福祉施設・病院でのボランティア演奏を地道に継続してきました。短期的なヒットチャートの浮沈に左右されず、自らの歌声を社会に還元する姿勢を貫いています。