従来の「なすの煮浸し」や「味噌炒め」といった和風の枠を超え、多国籍な味付けを楽しむスタイルが急速に広がっている。淡泊でどんな調味料にも馴染むナスの懐の深さが、多様な食文化と見事に融合しているのだ。
例えば、潰した焼きナスにニンニク、タヒニ(ごまペースト)、レモン汁を混ぜ合わせた中東発祥の「ババガヌーシュ」風ディップは、クラッカーやパンに合わせるおつまみとして大ヒット中だ。また、ナンプラーとスイートチリソースで和えたタイ風のピリ辛サラダや、コチュジャンとごま油で和えた韓国風ナムルなど、エスニックテイストの小鉢は、いつもの食卓に新鮮な驚きを与えてくれる。