多くのハンターが黒轟竜に苦戦する根本的な要因は、原種と似て非なる「咆哮の攻撃化」と「追尾性能の高さ」にあります。原種ティガレックスの咆哮にも近距離へのダメージ判定は存在しますが、ティガレックス亜種のそれはもはや別次元の攻撃手段です。予備動作が短く、後方や側面にまで及ぶ破壊的な衝撃波は、ガンナーはおろか剣士の体力すら一撃で危険水域へと追い込みます。
現場のハンターコミュニティや攻略検証において頻繁に指摘されるのが、「原種の感覚で後ろへローリングして被弾する」という典型的なミスです。ティガレックス亜種の大咆哮は攻撃判定が前方に長く残るだけでなく、怒り時には連続で放たれるため、不用意に距離を取ろうと後退したプレイヤーを正確に狩り取ります。さらに、咆哮後の硬直を狙おうとして2撃目の大咆哮に巻き込まれるパターンも散見されます。
突進攻撃においても、ドリフト後の方向転換が鋭角化しており、従来の横移動だけでは軸を外せません。この執拗な追尾と超広範囲の音圧攻撃が重なり合うことで、回復アイテムを使う隙すら与えられないまま力尽きる展開が生み出されています。