錦野旦の奇跡的な若さと現役生活を語る上で、切っても切り離せない存在が、2000年に再婚した妻の力石寛恵(ちからいし ひろえ)さんです。
錦野旦の人生は、決して順風満帆な栄光ばかりではありませんでした。1970年代の爆発的ヒットの後、1980年代には極度のスランプを経験。さらに1990年代には、信頼していた知人や元関係者による手形詐欺や金銭トラブルに巻き込まれ、数億円に及ぶ巨額の借金を背負わされるという地獄を味わいました。前妻との離婚、人間不信、経済的困窮というどん底に突き落とされていた彼を救い上げたのが、当時エステティックサロンを経営していた敏腕実業家の寛恵さんでした。
「寛恵さんは錦野さんの個人事務所の代表に就任するや否や、不透明だった契約関係を全て精査し、無駄な支出を徹底的にカットしました。一方で、錦野旦というタレントのブランド価値を冷静に再定義し、バラエティでの『愛されるお馬鹿な大スター』というキャラクターを後押ししつつ、本業の歌のオファーは安売りしないという緻密なディレクションを行ったのです」(芸能関係者)
家族構成において、錦野旦には前妻との間に2人の娘がいますが、独立してそれぞれの生活を営んでいます。寛恵夫人との間に子供はいませんが、夫婦であり、プロデューサーとアーティストであり、同志でもある2人の結びつきは極めて強固です。東京都内の閑静な高級住宅街に構える自宅は、完全防音のレッスンルームやトレーニング設備を備えた設計となっており、妻の手料理による厳格な塩分・カロリーコントロールが日々の健康を支えています。