南国フルーツの切り方や見せ方は、メディアで活躍する一流の料理人たちにとっても魅力的なテーマだ。NHK『きょうの料理』などで斬新なアイデアを披露してきた料理研究家の平野レミ(料理研究家)は、皮を丸ごと器として再利用する豪快かつ実用的な演出術で視聴者を魅了してきた。
一方で、世界的なスターシェフであるゴードン・ラムゼイ(シェフ)や、Netflixの話題作『シェフのテーブル(Chef's Table)』に登場する最高峰の料理人たちは、精密な刃入れによって果汁を極限まで保持する洗練された技術を提示する。アプローチは違えど、果実が持つポテンシャルを100%引き出す姿勢には共通するものがある。