限られた床面積で最大のパフォーマンスを出す鍵は、間違いなくシステムベッドの導入にある。上部にベッド、下部にデスクと衣類収納を一元化する構造は、床面積を「一倍分」丸ごと浮かせる魔法のような手法だ。建築家が狭小住宅のリノベーションで用いる設計思想が、いまや個人の部屋づくりにも浸透している。
北欧発の巨大家具チェーンIKEAをはじめとする最新ラインナップでは、従来の武骨な二段ベッドのイメージを払拭する洗練されたデザインが相次いで登場している。ホワイトやナチュラルウッドをベースにしたフレームは、狭い室内でも視覚的な重苦しさを与えない。デスクの位置をフレキシブルに変更できるモデルを選べば、成長に伴う学習スタイルの変化にも柔軟に対応できる。