ブラジル代表は過去すべてのW杯に出場し、史上最多5回の優勝(1958, 1962, 1970, 1994, 2002)を誇る唯一無二のサッカー大国です。しかし、2002年日韓大会での優勝を最後に、実に24年間も黄金のトロフィーから遠ざかっています。
近年の本大会では、2006年以降の5大会中4大会で欧州勢の組織力に屈し準々決勝で敗退(ベスト8止まり)という「魔の壁」に阻まれてきました。さらに今回の2026年南米予選でも、ウルグアイやアルゼンチン、コロンビアらライバルたちの猛追を受け、アウェーで手痛い敗戦を喫するなど苦しい戦いを強いられました。
しかし、予選終盤にかけてチームは若手の台頭とともに組織力を急速に向上。予選での苦戦が逆にチームを引き締め、過度な慢心を排除する好材料となっています。個々の圧倒的なクオリティに加え、苦境を乗り越えた結束力が備わった今大会こそ、鬼門の欧州勢を撃破して王座に返り咲く絶好のチャンスです。