物語は1960年代、本土復帰前の沖縄・やんばるから始まります。おいしいものを食べること、作ることが大好きな暢子は、高校卒業後に料理人を目指して上京。東京・銀座の高級イタリア料理店「アッラ・フォンターナ」で見習いとして働き始めます。
厳格なオーナー・大城房子(原田美枝子)のもとで料理の腕を磨いた暢子は、やがて幼なじみである新聞記者の青柳和彦(宮沢氷魚)と惹かれ合い、結婚。その後、自らのルーツである沖縄料理の店「ちむどんどん」を東京・杉並にオープンさせます。経営難や出産など数々の困難に見舞われながらも、周囲の助けを借りて店を繁盛させていきました。
最終回に向けて、物語は大きな決断を迎えます。暢子は夫の和彦や息子とともに沖縄への里帰りを決意し、故郷・やんばるに移住して地元野菜を使った食堂を開業。最終回の結末では、時代が平成から令和へと進み、年を重ねた比嘉家の兄妹や親族、かつての仲間たちがやんばるに集結します。長年病弱だった歌子も元気な姿を見せ、家族全員が笑顔で食卓を囲む多幸感あふれるラストシーンで幕を閉じました。