永山絢斗のキャリアにおける最大の転換点となったのが、2023年6月の薬物事犯による逮捕でした。当時、公開を目前に控えていた映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』で主要キャラクター・場地圭介役を演じていたことから、作品のお蔵入りや再撮影が懸念され、エンタメ業界に大きな衝撃が走りました。
製作委員会および配給元のワーナー・ブラザース映画は協議を重ねた末、「作品に罪はない」として予定通りの劇場公開を決断。ファンからは安堵と称賛の声が上がったものの、本人が背負った代償は甚大でした。翌2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』(藤原隆家役)の降板を余儀なくされ、代役には竜星涼が起用されるなど、多方面に巨額の違約金と影響を及ぼす結果となりました。
逮捕後、所属していた芸能事務所パパドゥは契約解除を発表。名門事務所を離れたことで、後ろ盾を失った状態での孤立無援の再出発となりました。公判において本人は「もう二度と裏切るようなことはしません」「許されるなら、また表現の仕事をしたい」と涙ながらに語り、深く反省の弁を述べています。