近年、Z世代を中心にハードグミのブームが定着し、アゴを押し返すような強烈な噛みごたえを家庭で再現したいというニーズが急増しています。市販の超弾力系グミに匹敵するハードグミの作り方には、2つの決定的な技術が存在します。
第1の裏技は、「ゼラチン比率を極限まで引き上げ、コーンスターチを隠し味に加える」ことです。果汁40mlに対しゼラチンを15gまで増量し、さらに小さじ半分(約1.5g)のコーンスターチを液体に混ぜて加熱します。でんぷんの糊化(こか)作用が加わることで、単なるゼラチンの硬さとは異なる、粘りと重みのある独特のハード食感が生まれます。
第2の裏技は、冷やし固めた後の「常温乾燥工程」です。冷蔵庫から取り出して型から外したグミは、表面に余分な水分を帯びています。クッキングシートの上に並べ、風通しの良い日陰で半日から丸一日放置して表面の水分を約10〜15%蒸発させます。表面がわずかに収縮し、薄い皮膜のような弾力層が形成されることで、市販の高級ハードグミに極めて近い噛みごたえへ進化します。