感情の限界に直面した人々が頼る先も変化している。近年、国内の心理カウンセリング産業は大きな拡大を見せており、オンラインで気軽に専門家とつながるサービスが一般化した。夫婦間の葛藤を「個人の耐性不足」として片付ける時代は終わりを告げ、プロの第三者を交えた客観的な対話が求められている。
日本臨床心理士会に所属する臨床心理士やカウンセラーたちの現場では、夫に対する感情を整理するための「感情の棚卸し」が行われる。夫への感情が単なる一時の怒りなのか、修復不能な愛想の尽きなのか。プロの介入によって自分の本音を可視化することが、破局を防ぐ、あるいは健康な離脱へ向かう第一歩となる。