日本国内においてデボンレックスは、一般的なペットショップの店頭で見かける機会は極めて稀です。基本的には専門ブリーダー(キャッテリー)からの直販、または専門の輸入代行ルートを介して迎えるのが標準的な流れとなります。
子猫を選ぶ際に最も警戒すべきは、利益優先の乱繁殖(バックヤードブリーダー)です。デボンレックスには特有の遺伝疾患リスクが存在するため、信頼できるブリーダーか否かを見抜くために以下のチェック項目を必ず確認してください。
- 遺伝子検査の実施と開示:親猫に対して「肥大型心筋症(HCM)」や「先天性筋無力症(CMS:Spasticity)」の遺伝子スクリーニングを行っているか。
- 血統登録機関の所属:CFA(Cat Fanciers' Association)やTICA(The International Cat Association)などの国際血統登録機関に正式登録されたキャッテリーであるか。
- 成猫時の被毛変化への事前説明:デボンレックスの子猫は、生後8週から16週頃にかけて一度被毛が抜ける「モルティング期(薄毛期)」を迎えます。成猫になるにつれて美しいウェーブが完成するプロセスを、隠さず丁寧に説明してくれるブリーダーは信頼に足ります。
- 親猫の飼育環境の見学可否:衛生状態や親猫の気質、ケージに閉じ込めきりにしていないかを直接確認できるオープンな環境か。