水辺と草地が入り組んだ特殊な環境は、野鳥や昆虫、水生生物にとって格好の生息地となっている。年間を通じて数十種以上の鳥類が確認されており、冬場には大陸から渡ってくるカモ類やサギ類、運が良ければ「清流の宝石」と呼ばれるカワセミが水面をかすめて飛ぶ美しい姿にも出会える。そのため、一眼レフカメラを構えたバードウォッチング愛好家や野鳥観察・自然散策を楽しむハイカーで日常的に賑わっている。
このような都市型オアシスの存在は、環境保護・エコツーリズム業界からも高い関心を寄せられている。人々の生活圏のすぐ隣にこれほど豊かな生物相が維持されている例は珍しく、生態系保全と環境教育の体験フィールドとして世界的に見ても貴重な事例だ。ボランティア団体による清掃活動や自然観察会も定期的に催され、自然を守り育てる意識が地域社会全体にしっかりと根付いている。