工作難易度を抑えつつ、最大限の吸引力を引き出す標準的な制作手順を解説します。作業時間は工具の扱いに慣れていればおよそ2〜3時間で完了します。
まずはブース本体となる収納ボックスの背面加工です。ダイソーのプラスチックコンテナやMDF板の中央に、排気ファン(またはダクトフランジ)の吸込口サイズに合わせた穴をホットナイフやノコギリで開けます。ファンの排気口にはアルミダクトテープを隙間なく巻き付け、有機溶剤の漏れを徹底的にシャットアウトします。
続いてブース内部のフィルター構造を作ります。奥の換気口手前にセリアの換気扇フィルターをマグネットや面ファスナーで固定し、その手前にダイソーの猫の爪とぎを並べて設置します。猫の爪とぎのハニカム構造が整流効果を生み出し、中央に集中しがちな気流をブース全体へ分散させてくれます。
最後に重要なのが、屋外への排気ダクト設置です。窓を少し開けた隙間にスタイロフォームやMDF板で作った「排気パネル」をはめ込み、ダクト先端を固定します。この際、隙間テープを使って窓枠の隙間を埋めないと、吐き出した塗料臭が部屋に逆流するため細心の注意が必要です。