ネット上の情報やSNSの断片的な書き込みから、「bar isshee」に対して誤った先入観を抱くケースも少なくありません。ここでは現場取材に基づく事実をもとに、代表的な誤解を解消します。
誤解1:「即興やノイズの玄人以外はお断りの排他的な雰囲気がある?」
前衛音楽のハコと聞くと「専門知識がないと入りづらい」「一見客に冷たい」というイメージを持たれがちですが、実態は全く異なります。店主イッシー氏の柔和な人柄もあり、店内は肩肘張らないリラックスした空気感に包まれています。音楽の知識を試されるようなことは一切なく、純粋に「未知の音を聴いてみたい」という好奇心があれば誰でも温かく迎え入れられます。
誤解2:「投げ銭制はお金を払わなくても良いという意味?」
チャージ無料(No Charge)という表記を見て「完全無料でライブが見られる」と解釈するのは明らかなマナー違反です。投げ銭制とは、観客が演奏の価値を自ら判断して対価を決めるシステムです。現場での一般的な投げ銭相場は1,000円〜3,000円程度(千円札を数枚ボックスやトレイに入れる形)が定着しており、素晴らしい演奏にはそれ以上のカンパが投じられることも日常的です。また、会場を維持するためにも1公演につき2杯以上のドリンク注文を行うのが暗黙のスマートなマナーとなっています。