初めて店を訪れるなら、絶対に外せないのが北海道スタイルの「室蘭焼き鳥」を彷彿とさせる豚精肉と玉ねぎの組み合わせだ。鶏肉だけでなく豚肉を「やき鳥」と呼ぶ北海道独特の文化が、ここでは最高の形で提供される。甘みのある玉ねぎと豚脂の相性は抜群で、濃厚なタレとの絡みは一度食べたら忘れられない。
さらに通の間で囁かれるのが、数量限定の希少部位や自家製つくねの存在だ。ふんわりとした食感の中に軟骨の歯ごたえがアクセントとなったつくねは、開店直後に売り切れることも珍しくない。常連客は着席と同時に「まずタレで5本、塩で5本」と手際よく注文を通す。このテンポ感に乗ることこそ、やきちょうを100%楽しむための極意だ。