今年の鍋前線で最大の注目を集めているのが、品種改良によって誕生した「高栄養ハイブリッド野菜」だ。従来の白菜やキャベツに比べ、ビタミンや抗酸化物質の含有量が大幅にアップしている。特に人気を博しているのが、ケールと白菜を掛け合わせた新種「ケールハクサイ」だ。煮込んでも葉が崩れにくく、スープの旨味を吸収しながら心地よい歯ごたえを残す。
「これまでの葉物野菜は煮崩れしやすく、栄養が逃げてしまうのが課題だった」と語るのは、農園を経営する農業技師の佐藤氏だ。「新しい品種は加熱してもシャキシャキ感が残り、出汁との相性も抜群。若い世代を中心に爆発的な売り上げを見せている」と自信を見せる。