「乾燥きくらげを水戻ししたもの」と「生きくらげ」には、栄養面や食感においてどのような違いがあるのでしょうか。両者の違いを理解しておくと、用途に合わせて賢く使い分けられます。
100gあたりの栄養素を数値で単純比較した場合、乾燥きくらげの方が水分が抜けている分だけ数値が高く見えます。しかし、水で戻した後の状態(約8〜10倍に膨らんだ状態)で比較すると、生きくらげと乾燥きくらげの栄養成分に極端な優劣はありません。いずれもビタミンDや食物繊維の補給源として非常に優れています。
決定的な違いは「食感」と「みずみずしさ」にあります。乾燥きくらげがコリコリとした歯ごたえを持つのに対し、生きくらげは肉厚でみずみずしく、まるで刺身クラゲのようなプリプリ・トロッとした弾力が魅力です。近年は国内の菌床栽培技術が大きく向上し、鮮度の高い国産生きくらげが全国へ安定して流通するようになりました。素材そのものの豊かな食感と風味を楽しみたいときは、生きくらげを選ぶのがベストです。