高校球児の進路において、近年保護者が最も注視するのが「高校卒業後のキャリア」です。尾道高校野球部の大きな強みは、卒業生の約8割が大学へ進学し、その多くが硬式野球部でプレーを継続している点にあります。
進学先は、中国地区大学野球連盟(広島経済大、東亜大、近大工学部など)にとどまりません。関西学生野球連盟、関西六大学、さらには首都大学野球連盟や東都大学野球連盟など、全国レベルの強豪リーグへ推薦枠を含めて毎年多数の選手を送り出しています。
大学の指導者からは「尾道の選手は基礎がしっかりしており、寮生活を経験しているため人間関係のトラブルがない」「厳しい局面でも腐らずに自主練習を続けられる」と極めて高い評価を受けています。プロ志望届を提出するような個のタレントだけでなく、社会に出てからも通用する人間的土台を作る点こそが、同校の真の教育的価値といえます。