通院治療が主体となる現代のがん医療において、立地と通院利便性は治療の継続性を左右する重要な要素です。
北海道がんセンターへのアクセスは、札幌市営地下鉄東西線「菊水駅」が最寄り駅となります。4番出口から徒歩約3〜5分という平坦な立地にあり、大通駅や新さっぽろ方面からのアクセスは非常に良好です。ただし、北海道特有の事情として、厳冬期の歩行や積雪路面には十分な注意を払わなければなりません。敷地内には外来患者向けの有料駐車場(受診による割引認証あり)が完備されているものの、抗がん剤治療直後や体調不良時の自家用車運転は危険を伴うため、地下鉄やタクシー送迎を組み合わせる患者が大半を占めています。
こうした高度な医療現場の最前線を支えているのが、北海道がんセンターの看護師をはじめとするメディカルスタッフです。同院の採用情報によると、独立行政法人国立病院機構(NHO)の共通採用ルートおよび病院独自採用が存在し、がん看護専門看護師やがん化学療法看護・緩和ケア等の認定看護師が多数在籍しています。
教育プログラムが極めて体系化されている反面、急性期がん医療ならではの急変リスクやターミナルケアに向き合う精神的負荷は低くありません。しかし、専門性を極めたい看護職にとっては道内トップクラスのキャリア形成環境であり、現場スタッフのプロフェッショナリズムの高さが患者の安心感を根底で支えています。