ネット上のまとめサイトやSNSでは、緑のポケモンに関して長年信じ込まれてきた幾つかの「誤解」が存在します。客観的データに基づいて、それらの真相を正しく整理します。
誤解1:「くさタイプは全員、図鑑の色別検索で“緑”に分類されている」
これは完全な誤りです。たとえば、リザードンと対をなす初代の人気ポケモン「フシギバナ」は、体表の色が青緑であるため、作品によっては「あお」や「みどり」の解釈が分かれることがあり、さらにワタシラガ(白)やウツボット(黄)、パンプジン(茶)など、くさタイプであっても花や実、枯れ葉の色が優先されて「みどり」に分類されないポケモンは全体の3割近くに達します。
誤解2:「レックウザの色違いが黒いのは、メガシンカの伏線だった」
アニメや映画で絶大なインパクトを残した黒いレックウザですが、第3世代のゲームボーイアドバンス発売時点(2002年)でメガシンカ構想(第6世代・2013年登場)が存在していたわけではありません。開発当時のスタッフが「天空の覇者」にふさわしい特別感として、通常色の緑と最も対比が美しく映える漆黒を採用したというのが公式の記録に合致する事実です。後付けのストーリーとしてメガシンカの設定が美しく結びつけられたことは、ゲームフリークの世界観構築の巧みさの証明といえます。