連載完結時、ファンの間で大きな議論を呼んだのが春曲鈍結末を含む作品全体のラスト展開です。『ハイスクール!奇面組』の最終回は、河川唯の「夢オチ」とも受け取れる演出がなされたことで、当時の読者コミュニティに激震を走らせました。
しかし、その後に発表された番外編や続編漫画『フラッシュ!奇面組』、各種公式ファンブックにおいて、彼らの青春の日々は確かな現実として補完されています。作中で描かれた未来の描写において、千絵の実家である花屋や、それぞれの進路を歩むメンバーの中で、鈍と千絵の距離感は変わらず親密なまま寄り添い合っていました。
二人が明確な結婚という形式的な結末を迎えたかどうか以上に、大人になっても変わらない信頼と絆で結ばれている未来が示唆されたことは、多くのファンにとって救いであり、納得の着地点となっています。