長年、世界のビューティースタンダードは欧米のメディアによって規定されてきた。白い肌、高い鼻、金髪といった記号が「美の象徴」とされてきた歴史は長い。しかし、アジア発の経済成長と文化的台頭は、そのパワーバランスを根底から覆しつつある。
自分たちと同じアジアのルーツを持つ人々の美しさを肯定し、それを誇りに思う。この「脱・欧米化」の流れは、日本の若い世代にとってごく自然な感覚だ。西洋の美を模倣するのではなく、アジア特有の多様な美のあり方を楽しむ。東南アジアの顔立ちが放つポジティブなエネルギーは、そうしたパラダイムシフトの象徴と言える。