住民を最も悩ませているのが、激化する交通渋滞だ。龍田地区を東西に貫く主要道路や、JR豊肥本線の竜田口駅周辺は、通勤時間帯になると完全に麻痺する。車社会の熊本において、この渋滞は死活問題だ。菊陽町や大津町の半導体関連企業へ向かう車と、熊本市中心部へ向かう車が交差するボトルネックとなっている。
抜け道として使われる生活道路は幅が狭く、通学中の小学生の脇を多くの車が猛スピードで通り抜けるため、安全性への懸念が急速に高まっている。行政も道路拡張やバイパス計画を進めてはいるが、用地買収や工事のスピードは、押し寄せる交通量の増加に追いついていないのが実情だ。