韓国国内に複数拠点を展開し、外国人観光客のみならず現地の若年層からも支持を集めるアビジュークリニック。旅行者向けの美容ポータルサイトやSNS上で「まずここから始めるべき」と名前が挙がる最大の理由は、他の追随を許さない圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
日本国内で施術を受ける場合、初診料やカウンセリング料が上乗せされ、レーザー1回で数万円の出費になるケースは珍しくありません。しかしアビジュークリニックでは、日常的なスキンケアの延長として施術を受けられる価格設計が徹底されています。この驚異的な価格設定を目の当たりにした消費者が「なぜここまで安いのか?」「何か裏があるのではないか」と疑問を抱くのは自然な反応です。
取材と業界構造の分析から浮き彫りになったアビジュークリニックが安い理由は、徹底した「規模の経済」と「業務の効率化」に集約されます。最新のレーザー機器や薬剤をグループ全体で大量一括購入することで調達コストを極限まで圧縮。さらに、クレンジングや麻酔クリームの塗布、施術後の鎮静パックなどの周辺工程をエステティシャンや看護師が担当し、医師はレーザー照射や注入のみに集中する「完全分業制」を敷いています。
いわば、高級ホテルのようなマンツーマンの丁寧なホスピタリティを削ぎ落とし、医療行為のコア部分だけをハイスピードで提供する「ファスト美容」のビジネスモデルを確立しているからこそ、破格のプライシングが維持できているのです。