実際に365日誕生日石を選んだ人々は、どのような体験をし、どう受け止めているのでしょうか。大手SNS(X、Instagram)の投稿データや、ジュエリーオーダーの現場における購入者の声を検証しました。
利用者の声の中で圧倒的に多いのが、「月別の誕生石にしっくりきていなかった層」からの絶賛です。
「4月生まれですが、ダイヤモンドは高価すぎるし普段使いにはキラキラしすぎて気後れしていました。でも日別の誕生日石を調べたら『水晶(クォーツ)』で、原石のナチュラルなリングをオーダー。気負わずに毎日つけられる自分だけの相棒になりました」(20代女性・デザイナー)
「夫への誕生日プレゼントに、彼の誕生日石である『ハイパーシーン(強い意志)』のタイピンを特注。一般的な誕生石ではないマニアックな鉱物だったため、鉱物好きな夫が大喜びしてくれました」(30代女性・会社員)
一方で、市場のリアルな課題として「店頭に並んでいない」という点が挙げられます。一般的な百貨店や大手ジュエリーブランドでは、12ヶ月の定番宝石しか在庫を持っていません。そのため、365日誕生日石を手に入れる際は、ミネラルショー(鉱物展示即売会)でルース(裸石)を購入してオーダーメイドするか、専門のクラフトジュエラーに依頼するケースが主流となっています。