ドラマの熱量をさらに加速させたのが、陣内孝則をはじめとする個性豊かな共演陣の存在だ。コミカルさと男の色気を巧みに演じ分ける陣内とW浅野の丁々発止のやり取りは、台本を超えたアドリブ感に満ち溢れていた。当時の現場では、キャスト全員が「今までにない新しいドラマを作る」という強烈な自負を抱いていたという。
深夜に及ぶロケ撮影の後、六本木や西麻布の街へと繰り出すキャストやスタッフたち。バブル経済の絶頂期特有のエネルギーが、現場の隅々にまで満ちていた。作品と実生活の境界線が溶け合うような熱狂の中で、彼女たちは時代そのもののミューズとして輝きを放ち続けた。