センリツを語る上で避けて通れないのが、彼女の容姿を一変させた「魔王のソナタ」の存在だ。かつて彼女は、友人が演奏したこの禁忌の曲(フルート用の楽譜)を聴いたことで、体の一部が呪われ、現在の姿となった。その友人は全身が腐り果てて死亡したという。
このエピソードは、本作におけるダークファンタジーとしての側面を強く印象付けている。センリツの目的は、この世から「魔王のソナタ」の楽譜をすべて回収し、消し去ること。そして自身の体を取り戻すことだ。この呪われた楽曲が、暗黒大陸からもたらされた「災厄」の一つではないかという説は、ファンの間で根強く囁かれている。