一方で、すべてのステップファミリーが順風満帆に進むわけではありません。連れ子再婚ののちに再び離婚を選択した芸能人のケースからは、家族再編の難しさが浮き彫りになります。
破局に至る主な要因として挙げられるのが、「連れ子と継親の相性問題」や「実子誕生に伴う力関係の変化」です。再婚後に新しい子ども(セメントベビー)が誕生した際、連れ子が疎外感を抱いてしまったり、親が無意識に愛情のかけ方に差をつけてしまったりすることで、家庭内のバランスが崩れるケースが見られます。
また、多忙な芸能活動によるすれ違いが重なり、子育ての悩みを夫婦で共有しきれなくなることも孤立を深める要因です。「家族の形を急いで完成させようと焦るあまり、子どものサインを見落としてしまった」という破綻例の教訓は、ステップファミリーにおいて時間の経過と丁寧な対話がいかに重要であるかを物語っています。