インスタント味噌汁は体に悪い?塩分・添加物の真相とプロ厳選20選

インスタント味噌汁は体に悪い?塩分・添加物の真相とプロ厳選20選

インスタント味噌汁は体に悪い?塩分・添加物の真相とプロ厳選20選の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

非常用のストックやキッチンの奥で見つかりがちなのが、賞味期限の切れたインスタント味噌汁の扱いです。「乾物だから半永久的に飲めるだろう」という認識には、明確な注意点が存在します。

大前提として、パッケージに記載されているのは「美味しく食べられる期限」である賞味期限であり、安全に消費できる限界を示す消費期限ではありません。未開封かつ冷暗所で保管されていた場合、賞味期限を2〜3ヶ月程度過ぎたものであれば、直ちに健康被害を及ぼす可能性は極めて低いと言えます。しかし、品質面での劣化は避けられません。

生みそタイプの場合、時間の経過とともに味噌中の糖とアミノ酸が反応し、色が黒ずんでいく「メイラード反応」が進行します。腐敗ではないものの、酸味が強くなったり味噌本来の風味が失われたりします。さらに注意が必要なのはフリーズドライタイプです。アルミフィルム包装にピンホール(微小な穴)が生じて湿気を吸ってしまうと、酸化した油分から異臭が放たれたり、具材が完全に復元しなくなったりします。「酸っぱい異臭がする」「袋が不自然に膨張している」「具材が変色して固まっている」といった兆候が見られた場合は、迷わず破棄するのが鉄則です。

また、「インスタントは塩分が高いからお湯を多めにして薄める」という対処法にも落とし穴があります。湯量を増やしても摂取する食塩の絶対量は1ミリグラムも変わりません。塩分摂取量を本質的に減らしたいのであれば、最初から減塩規格の商品を選ぶか、汁を3割ほど残す「具だけを食べる」工夫が医学的に有効です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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