AAAにおけるSKY-HIの存在価値を語る上で欠かせないのが、彼自身が紡ぎ出す自作のラップパートです。一般的なダンス&ボーカルグループでは提供された歌詞を歌うことが多い中、日高はデビュー初期から自らのラップリリックを自作し、楽曲に魂を吹き込んできました。
『恋音と雨空』『愛してるのに、愛せない』といった切ない大ヒットバラードでは、叙情的な情景描写と繊細な感情の揺れ動きを見事に言葉へ落とし込みました。一方で『Get チュー!』や『GAME OVER?』などのアップテンポなナンバーでは、テクニカルで遊び心あふれるフロウを披露し、楽曲の推進力を生み出しています。
ボーカル陣の甘く伸びやかな歌声と、SKY-HIのソリッドで意志の強いラップの対比は、AAAが唯一無二のグループであり続けた最大の武器でした。