平口洋氏のバックボーンを語る上で欠かせないのが、その卓越した官僚キャリアと学歴です。1948年(昭和23年)に広島県江田島町(現・江田島市)で生まれた平口氏は、修道高校を経て東京大学法学部へ進学。卒業後の1972年に旧建設省(現在の国土交通省)へ入省しました。
建設省時代は道路局総務課企画官や住宅局民間住宅課長などを務め、日本の高度成長期から安定成長期における国土強靭化・住宅行政の実務を最前線で指揮。中央省庁の官僚として培った法律の立案能力と行政機構の運用ノウハウが、後の政治家としての大きな武器となりました。
その後、2005年のいわゆる「郵政選挙」において自民党公認で初当選を果たし、政界への転身を完了。官僚出身者ならではの緻密な政策分析力と調整力を武器に、党内でも着実に評価を高めていきました。