猫の歯が抜けた!放置は危険?原因別の緊急度と病院受診目安を徹底解説

猫の歯が抜けた!放置は危険?原因別の緊急度と病院受診目安を徹底解説

猫の歯が抜けた!放置は危険?原因別の緊急度と病院受診目安を徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

猫の口腔トラブルに関しては、ネット上でいくつかの危険な誤解が流通しています。愛猫の健康寿命を損なわないために、正しい事実を把握しておく必要があります。

誤解1:「ドライフードを噛まずに丸呑みできているから、痛がっていない」

これは最も多い誤解の一つです。猫の歯の構造は肉を切り裂くためのハサミ状になっており、人間のように食べ物をすり潰す臼歯はありません。もともと猫はドライフードを丸呑みして食べる習性があります。

そのため、歯肉がひどくただれていても、強い飢餓感から丸呑みして完食してしまう猫が非常に多いのです。「ご飯を食べている=口の中は痛くない」という図式は全く成り立ちません。食欲の有無だけで判断せず、口臭やよだれ、口元を触られるのを嫌がらないかといった細かな仕草を確認する必要があります。

誤解2:「抜歯して歯がなくなったら、もう食事ができなくなるのでは?」

「歯を全部抜いてしまったら可哀想」「ご飯が食べられなくなるのでは」と抜歯を躊躇する飼い主は後を絶ちません。しかし、臨床現場における実際の結果はその逆です。

痛みの元凶となっていた病的な歯をすべて取り除くことで、術後数日〜数週間で激痛から解放され、むしろ手術前よりも旺盛に食事をとるようになり、見違えるように毛艶が良くなって元気に走り回るようになるケースが大多数を占めます。猫の歯肉は非常に丈夫で、抜歯後も歯茎でキャットフードを圧迫して問題なく食べることができます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。