愛らしい見た目に惹かれて迎えたものの、「こんなはずではなかった」と感じてしまう飼い主が一定数存在します。ネット上の口コミや飼育者のコミュニティを調査すると、後悔や飼いにくさを感じる要因は主に4つのポイントに集約されていました。
第1の要因は、毎日の顔周りのお手入れ負担です。顔の中心部が窪んでいる骨格上、涙が鼻へ抜ける涙管が圧迫されやすく、日常的に涙があふれ出ます。これを放置すると目の周りが赤褐色に変色する涙やけを起こすだけでなく、皮膚炎を発症して悪臭を放つケースも少なくありません。1日2〜3回の丁寧な拭き取りが必須となる点は、忙しい人にとって大きな負担になり得ます。
第2に挙げられるのが驚くほどの抜け毛の量です。「ショートヘア」という名称から毛の手入れが楽だと思われがちですが、毛質は非常に高密度なダブルコート。換毛期には部屋中に毛が舞い、毎日のコーミングを怠ればあっという間に毛球症の原因になります。
さらに、短頭種気道症候群によるいびきや呼吸音の荒さ、体温調節の難しさも飼育ハードルを引き上げます。エアコンによる厳格な温度管理が24時間求められるため、電気代を含めた維持管理に覚悟が必要です。