日本最大のイラスト投稿プラットフォーム「pixiv」におけるデータ調査によると、タグ「#太鼓の達人」が付与されたイラスト・絵画作品は3,693件、マンガ作品を含めると3,490件以上が確認されています。これは単なるアーケード音ゲーの枠組みを大きく超え、長期的なIPファンコミュニティが形成されている証左です。
投稿作品に付与されている共起タグを分析すると、ファンアートの潮流には明確な3つの柱が存在することが判明しました。
第一の柱は、主人公である「#どんちゃん」「#かっちゃん」「#和田どん」を中心とした、王道かつマスコット的なかわいらしさを追求した作品群です。季節のイベント(正月やお祭り)に合わせた手書き風イラストや、アナログ画材を用いた温かみのある作品が高い評価を集めています。
第二の柱は、「#ナムコオリジナル」楽曲に登場する背景キャラクターやストーリーキャラクターを描いた作品です。「#アミティ (太鼓の達人)」や「#マキナ_the_DARK」といった楽曲固有の世界観を担うキャラクターは、スタイリッシュなデザインやシリアスな設定を持つため、中高生〜20代のイラストクリエイターから絶大な支持を得ています。
第三の柱として顕著なのが、「#クロスオーバー」「#音ゲー」タグに象徴される、他社音楽ゲームやアニメ・特撮作品とのコラボレーション・二次創作です。太鼓の達人イラストに対するネットの反応を見ても、「どんちゃんが他作品のコスプレをしているだけで可愛い」「太鼓曲のキャラクター設定画が緻密で創作意欲が刺激される」といった声が多く、単なるゲーム筐体の枠を超えたカルチャーとして根付いていることが伺えます。