最終回付近で描かれた世界改変の中で、最も読者を震撼させたのが、大久保篤氏の前作『ソウルイーター』との明確な繋がりです。アーサーが掲げ続けた「エクスカリバー」は、世界が新たに作り変えられた際、あの伝説の鬱陶しい「聖剣エクスカリバー」の起源として昇華されました。
アーサー本人が遺した騎士の魂や妄想の概念が、新たな世界における武器職人や魔武器たちのルーツとなって受け継がれていく構成は、長年のファンを唸らせる見事なサプライズとなりました。彼という存在そのものが、両作品の世界観を架橋する最重要キーマンだったのです。