「男の娘」は一般的に「おとこのこ」と読まれます。「男の子」の「子」の文字を「娘」に置き換えることで、「身体は男性でありながら、外見や振る舞いが美少女そのものである存在」を象徴的に表した造語です。
この表現が広く知られるきっかけとなったのは、2000年代初頭のオタクカルチャーでした。2002年に公開された美少女ゲームのキャラクター描写や、2000年代半ばに出版された専門誌『わぁい!』などのメディア展開を通じ、サブカルチャーの新たなカテゴリとして確立されていきます。単なる変装やコミカルな女装ではなく、「女性以上に純粋で可憐な美しさ」を追求する美意識が、この言葉の根底に流れています。