爆音とともにプロペラが回転し、砂煙を巻き上げてヘリが飛び立つ。ドラマのワンシーンを想起する人も多いだろう。社会現象を巻き起こした医療ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』および『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』において、主演の山下智久氏らが駆けたロケ地こそが当院である。現在もFODやNetflixなどで繰り返し視聴され、多くの若者が救急医を目指すきっかけを作り続けている。
劇中で描かれた切迫したトリアージや過酷な現場判断は、決して演出上の誇張ではない。実際の現場では、高速道路での多重事故現場や農作業中の挟まれ事故など、一刻を争う事態に医師自らが身を投じる。冷徹なまでの冷静さと圧倒的な情熱が同居する空間が、そこにはある。