世界の清掃機器市場で圧倒的な知名度を誇るケルヒャー(Alfred Kärcher SE & Co. KG)と、国内の職人層から絶大な支持を集める株式会社マキタ(Makita Corporation)。両社の開発思想の違いは、製品の仕上がりに色濃く反映されている。
ケルヒャーは、水流の流体力学を極限まで追求したノズル設計と、洗練されたエルゴノミクスデザインが強みだ。女性や高齢者でも直感的に扱える軽量ガンや、静音性に配慮したモーター制御など、一般家庭での使い勝手に徹底して寄り添っている。
対するマキタは、同社の膨大なコードレス工具群と共通で使えるリチウムイオンバッテリーシステムを武器にする。現場の過酷な環境に耐えうる堅牢なボディと、トリガーを引いた瞬間にトップスピードへ達するレスポンスの良さは、電動工具・清掃機器業界のトップランナーならではの完成度だ。すでにマキタのバッテリーを所有しているユーザーなら、本体のみを追加購入するだけで導入コストを大幅に抑えられる点も見逃せない。