駄菓子屋の看板商品として知られるフィリックスガム 丸川製菓のパッケージに描かれた黒猫。その正体は、1919年にアメリカのサイレント・アニメーションで誕生した世界的な人気キャラクターフィリックス・ザ・キャット(Felix the Cat)です。
愛知県名古屋市に本社を置く丸川製菓(マルカワ)が、正式なライセンス契約を結んでフーセンガムのパッケージに採用したのが始まりでした。日本国内では「10円ガムの猫」として定着していますが、実はミッキーマウスよりも長い歴史を持つアメリカ生まれの大御所キャラクターなのです。
ネット上では時折「著作権を侵害した類似キャラではないか」という憶測が飛び交いますが、これは明確な誤解です。丸川製菓の公式発表や商品ライセンス表記にも明記されている通り、正規の許諾を得て展開されています。かつてキャラクターデザインのタッチが時代ごとに微修正されたことや、オリジナルの類似ガムが市場に出回った記憶が混同され、都市伝説のような噂が生まれたと見られています。