ビートルズ『レット・イット・ビー』解散危機の真相と名曲の真実

ビートルズ『レット・イット・ビー』解散危機の真相と名曲の真実

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1969年1月、バンドを原点に戻すべく企画されたのが「ゲット・バック・セッション」でした。オーバーダビングを排し、4人だけの生演奏でアルバムを作り、最終的に観客の前でライブを行うというコンセプトです。しかし、冷え切ったトゥイッケナム・フィルム・スタジオの環境、早朝からの撮影カメラの存在、そしてポールの主導権に対する他メンバーのフラストレーションが爆発。ジョージ・ハリスンが一時的にバンドを脱退する事態にまで発展しました。

その後、キーボード奏者ビリー・プレストンの招聘によってスタジオ内の緊張が緩和され、ロンドンのアップル本社屋上で行われた伝説のルーフトップコンサートの経緯へと繋がります。1969年1月30日、予告なしで行われたこのゲリラライブは、警察の制止によって幕を閉じるまで約42分間におよび、4人が揃って公の場で演奏した歴史上最後のライブパフォーマンスとなりました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

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